ざっくりまとめ
心が強い人がどのようにして人生を思い通りに導くかについて書かれている。
重要なポイントは、負の感情の対処法として没頭すること、自信を築くために自分で決めたことを成し遂げる経験を積むこと、そして挑戦に直面した際にポジティブな反射を持つこと。
これらの方法は、目的とメンタルを明確に持つことで、人生を望む方向に導くための手段となり得る。
心理学的ホメオスタシス
脳に働きの一つに「心理学的ホメオスタシス」がある。これは安定をしようとする働きで、新しい経験や挑戦にセーブをかける。これが働いてしまうのは仕方ないので「自分が変化しようとしているときには、心理学的ホメオスタシスが働く」と知っておくことが大切。
負の感情に陥ってしまったときの対処法➡何かに没頭すること
例えば頭にくることがあったときは美味しい料理を食べる。
負の感情に囚われているとき(マインドワンダリング)は、大抵「未来(これから)のこと」を考えている。今に集中することで、感情が安定する。
自信がないを攻略する方法
1. 自分でやろうと決めたことができたという経験をしたとき
➡大小は関係ない。自分で決めたことをできたと認識することがポイント。
できた。と声に出すのもよい
2. 「できた」を増やす
➡できることが増えれば増えるだけ自分のことが好きになる。
心が折れそうなとき
変化、挑戦を始めると、心が折れるような出来事に見舞われることがある。
最初は調子よく行動していたのに、急に物事が進まなくなってしまうなど。そんな時に心が折れて立ち止まってしまう。このような状況で、前に進める人は、物事への「反射」が違う。
「反射」とは、「自分に起きた出来事は、良くも悪くも反射的に、意識することなく「よい出来事である」と変化されてしまうようになっている」このマインドを身につけるには例えば「ラッキー!」というような言葉を口癖にする。
何かあったら考えずにとりあえず「ラッキー!」と言ってしまうくらいのレベルで。この方法の利点は、人間の脳の仕組みを利用している。その仕組みとは、「人間の脳は自分が設定したものに対して理由を探す」というもの。「ラッキー!」についても口にすることで、その理由を都合よくでも探してしまう。
挑戦について
試してみたいと思ったことは、すぐ実行すること。人間の脳はエビングハウスの忘却曲線で有名だが、忘れてしまう。
思い通りに生きるには
1. 目的地
2. メンタル
3. 手段
の3つが揃ったとき。ただし、③は後からでも
しっかり①②に取り組む。
目的にお金だけを追い求めない
大切なのは「幸せ」だと感じられる瞬間